海外のショッピングモール事情
vaporwave系のアートワークでよく使われてるのがデッサンとかに使うような石膏人形。
レトロ感のあるものがvaporwaveのジャケットにはよく採用されるため、古いコンピューターとかバブルっぽいヤシの木とかはよくわかるのですが、なぜに石膏人形?
古いものを使うにしても古すぎない?とか思ってたのですが、海外の人たちが石膏人形にノスタルジーを感じる理由っぽいものを見つけたので紹介いたします。
なんともvaporwaveな雰囲気の場所ですね。
ここはラスベガスに実在する「the forum shops」という大型のショッピングモールです。
海外の商業施設ではこのような古代ローマ的?な彫刻が内部装飾に使われていることがわりとあるそうです。
ショッピングモールといえばイオン!な日本人にはあんまり馴染みがないわけです。
そして、ショッピングモールの装飾が既にノスタルジーに加えられてしまっている理由は、
アメリカにデッドモールが増えている現状にあると思われます。
デッドモールとは近年海外で急増しているテナントのほとんど入っていないショッピングモールのことです。
海外ではショッピングモールは既に衰退し始めていて、過去のもの化しているそうなんです。
ちょっと前には日本の廃墟ブームのようなノリでデッドモールを歩き回るyoutubeチャンネルが人気だったりしました。
そしてこのデッドモールは日本でも増えつつあります。
(イオンが街の商店街をなぎ倒しているイメージが強すぎてあまり実感が湧かないかもしれませんが...)
日本の新しいノスタルジーの形の一つに近い将来なるかもしれません。